舌下免疫療法とは
舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)とは、アレルギーの原因(アレルゲン)となる物質を少しずつ長い期間投与することで、アレルゲンを体に慣らしていき、アレルギー症状を改善させる治療法です。スギ花粉症とダニのアレルギー症状を根本的に治すことがでる治療法です。2014年に舌下免疫療法が開始されるまで、注射による「皮下免疫療法」が主流でした。しかし利点が多いことから現在では舌下免疫療法のほうが主流となっています。
舌下免疫療法の効果
舌下免疫療法では、アレルゲンを含む薬を毎日投与して、少しずつアレルゲンに対する免疫をつくっていきます。免疫ができてくるとアレルギー反応を起こさなくなる、またはアレルギー反応が微少になるという効果が現れます。このようなことから舌下免疫療法は、花粉飛散時期の一時的な治療とは異なり、治療期間は長くかかるものの、継続すればアレルギー症状の緩和を期待出来ます。つまり、終わりのあるアレルギー治療とも言えます。
舌下免疫療法のメリット
体質を根本から改善 ,自宅での治療が可能,3アレルゲン耐性の向上等様々なメリットがあります。舌下免疫療法は、徐々にアレルゲンに慣れさせることで、アレルギー反応を抑制する効果が期待されます。次第にアレルゲンに対する免疫反応を改善するため、完全に治癒するわけではありません。また効果の出方や期間には個人差がありますので、治療前には必ず医師の指導を受け、治療の適否を判断する必要があります。当院でも昨年治療開始した方が今年は楽になったなどのお声をいただいております。5歳から治療を始められるので気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
